ミルクボーイ漫才ネタ「MBA」を作ってみました。
昨年のM1グランプリで一躍有名になった漫才コンビ、ミルクボーイをご存じですか?そのミルクボーイ風に「MBA」のネタを作ってみました。
これを先日メルマガで配信したところ大好評でしたので、今回ブログとして転記します。
私が一人で作ったので大阪弁が怪しいかもしれません。
そもそもネタがつまらないかもしれません。(素人が作ったのでご勘弁くださいね。。)
でも、MBAについて少しでも分かって頂ければ、と思いスベるリスクを負って作ってみました。
何でも挑戦してみることが大切です。
※ミルクボーイという漫才コンビを知らない人は、動画などでミルクボーイの漫才を観てから読んでもらうと分かりやすいと思います。
渾身の作はこちら↓
A・B「どうもミルクボーイです。お願いします。」
A「うちのおかんがね、通いたいプログラムがあるらしいんやけどその名前を忘れたらしいねん。」
B「自分が通いたいプログラム忘れてまうってどうなってんねん。」
A「いろいろ聞くんやけどな、全然わからへんねん。」
B「ほんだら俺がね、おかんが通いたいプログラムを一緒に考えてあげるから、どんな特徴言うてたかとか教えてみてよ。」
A「大学院の学位で、ビジネスのほぼすべての分野を学べるプログラムで、社会人を中心に人気やって言うてた。」
B「それはMBAやないかい。その特徴はもうMBAやがな。すぐわかったよこんなもん。」
A「俺もMBAやと思てんけどな、おかんが言うには、10万円で通えるらしいねん。」
B「ほなMBAと違うか。MBAが10万円で通えるわけないもんね。MBAはね、お金持ってる社会人の足元を見ているのかっていうくらい学費が高いんやから。
私費留学生にいたってはやね、「昭和の大学生か」ってくらい現地で貧乏生活しているんやから。ほなMBAちゃうがなそれ。もうちょっと詳しく教えてくれる?」
A「みんなランキングが気になるらしい。」
B「MBAやないかい!MBAランキングは業界全体が気にしているんやから。あれはね、ランキングを付けたらみんなが注目するっていう人間心理を利用してんねん。本当は自分のフィットしているスクールを選ぶべきなのに、ランキングで選んで失敗している人は山ほどおるんやから。MBAに決まりやん。」
A「わかれへんねん、でも。」
B「何が分かれへんねん。」
A「俺もMBAやと思てんけどな、おかんが言うには、GMATのスコアが全てらしいねん。」
B「ほな、MBAちゃうやないかい!GMATは審査基準の一つにすぎんのよ。人間の本質なんて数字で評価なんて出来へんからね。GMATが注目されるのは、各業者がマーケティングで利用しやすいからやって踏んでんねん。オレの目は騙されへんからね。他になんか言うてなかった?」
A「挑戦してみて絶対後悔しないらしいねん。」
B「MBAやないか!MBA後に希望のキャリアアップができる保証はないんやけれども、どんな道に進もうと後悔することはないねん。MBA直後の就職はうまくいかなくても、その後何度か転職を繰り返して最終的には自分のやりたい仕事に就けるようになってんのよ。MBAってそういうもんやから。MBAに決まりや!」
A「わかれんへんねん。」
B「なんでわかれへんのそれで。」
A「俺もMBAや思てんけどな、おかんが言うには、そのプログラムを修了したら、必ずエリートビジネスパーソンになれるらしいねん。」
B「ほなMBAちゃうやないか!エリートにはね、MBAの有無は関係ないの。エリートになれる人はMBAなくてもなれるし、なれない人はMBAあってもなれないの。MBAちゃうがな。もうちょっとなんか言ってなかったか?」
A「学校説明会やイベントのほとんどが東京でやるらしい。」
B「MBAや!MBA出願準備でいうと、地方在住者は完全に置いてきぼりなんやから。もう!MBAやん絶対!」
A「わからへんねん、でも。」
B「なんでわからへんのこれで。」
A「おかんが言うには、そのプログラムに通うと将来の結婚相手に出会えるらしいねん。」
B「ほなMBAちゃうやないかい!MBAは忙しすぎて恋愛なんかしている暇ないの。みんな課題におわれて鬼のように学業に打ち込んでるんやから。
美人のクラスメートをデートに誘おうものなら、「みんなで行きましょう。」と言われてグループ会食になっちゃうのがオチよ。MBAってそういうもんやから。MBAちゃうやないか。もうちょっとなんか言ってなかったか?」
A「出願サポートを依頼するなら絶対にMBA Loungeがいいらしいねん。」
B「MBAやないか!MBA Loungeはね、「笑顔」「優しさ」「親身な相談」「即レス」「圧倒的な専門知識」の5つの売りにしているMBA受験生の味方。緊急の相談なら夜中の1時にLINEしても即レスくるんやから。
ビジネススクールとの関係も強固で、MBA Loungeの受講生さんは一部のスクールからの信頼度も厚いって話よ。そしてね、今年だけでも既に「クリニックばんぶう」や月刊企業情報誌「CENTURY」などの雑誌取材で「都内で注目の企業特集」として、女優の佐藤藍子さんとMBA Loungeの川尻さんが対談したらしいねん。MBAに決まりや!」
A「でもわからへんねん。」
B「わからへんことない!おかんの通いたいプログラムはMBA!」
A「おかんがいうにはMBAではないっていうてた。」
B「ほなMBAちゃうやないか!おかんがMBAではないと言えばMBAちゃうがな!」
A「そうやねん。」
B「先言えよ!俺がMBA Loungeについて語ってるときどう思てたん?」
A「申し訳ないなと思って。」
B「ほんまにわかれへんがな、それどうなってんねん。」
A「おとんがいうには、色彩検定対策講座ちゃうかって。」
B「いや、絶対ちゃうやろ!もうええわ。どうもありがとうございました。」
起業?就職?ビジネススクール卒業後のキャリアを考える。
MBAでのハードな生活を終えMBAを取得すると、その先のキャリアをどうするかという次の進路を考えることになります。社費留学をしていた学生は、そのまま元の会社に戻ることになります。それ以外の学生は、MBAでの経験と知識を生かして起業に挑戦するか、または新たなキャリアアップを求めて就職をすることとなります。
MBAホルダーのMBA取得後のキャリアについて、考えてみましょう。
■MBA取得後に起業する。
起業は 多くの人にとって人生で最大の挑戦となります。MBAの経験、知識、人脈の全てを生かして自分自身の限界に挑戦する大変良いチャンスでもあります。
起業をすると、 MBAで勉強した内容を全て社会で実践することとなり、 MBAの経験はほぼ全て無駄なく活かすことができるでしょう。
起業したての段階では、会社勤めのサラリーマン生活がいかに恵まれ、ぬるま湯につかっているかのような感覚を味わうことにいと思います。毎月決まった給料が入ってくるだけではなく、福利厚生も保証され、さらには会社までの交通費をも支給されます。オフィスではパソコン、コピー機、文房具、そしてコーヒー一杯においても、全て会社があなたのために経費を負担していることが分かります。
あなた一人を雇うのに、会社はいかに多くの経費を支払ってくれているかということを実感するようになるでしょう。
その一方で、自ら起業すると全て自分がそれらの経費を支払うことになります。コーヒー一杯についても100円から400円を自分の懐から出すことになります。一生懸命仕事をしたからといって、毎月決まった給料が入るとは限りません。場合によっては、 1年間ただ働きになるよう場合もあります。そのような個人事業や起業家は実際にいるのです。
また、仕事のやり方についても誰もあなたに教えてくれません。全て自分でトライ&エラーを繰り返しながら試行錯誤してシステムを作り上げていくしか無いのです。仕事で失敗しても誰もあなたを叱ってはくれません。起業家が失敗したときは、自分を客観的に見つめ自ら反省するしかないのです。自分が失敗したこと気付くだけまだマシです。なかには、自分が失敗したことも気付かず、いつの間にか顧客を失っている起業家も多くいます。
その一方で、冒頭でも申したとおり、起業するということはMBAの経験や知識を活かして思う存分、自分のスタイルでビジネスを進めることができるのは大変大きな魅力です。
実際、私の何人かの元クラスメートが MBA取得後に自らの会社を立ち上げ大成功しています。 彼らを見ているととても生き生きしています。起業するということは、全て自分が責任を負うということにはなりますが、基本的に制限なしに自分の考えで自分の好きなように仕事をすることができるのです。
起業すればなりたい自分になることが可能です。たとえば、広告の仕事がしたいと思うのであれば、広告会社を作ればいいのです。そして自分の専門外の分野は人を雇って彼らにやって貰えばいいのです。普通のサラリーマンであれば、広告の仕事をしたいと思って広告会社に入っても、配属先が自分の希望するところは限りません。何年も続けて希望配属先の異動希望を出して人事の判断を待つしか道はありません。起業すれば、すぐに社長になって自分の好きな仕事をすることができます。
■MBA取得後に就職をする。
MBA取得後に就職を希望する学生は、求人広告を見て、自分のやりたい仕事のポジションに応募するという形になります。ビジネススクールでも就職を斡旋してくれるサービスがあると思いますので、そこを利用して就職先を探すことになるかと思います。しかしMBA留学の場合は、ビザの問題が大きなネックとなりよほどの特別なスキルがない限り、ビジネススクールが斡旋してくれる就職先に応募することさえ難しいのが現状です。
その場合は、自分の国に戻って新たに就職先をする探すことになるかと思います。残念ながら、今の日本社会ではMBAホルダーの価値は、一般的に欧米に比べ高いとは言えません。たとえMBAホルダーであっても、 MBA自体を評価されると言うよりは、 MBA留学前の前職の経験と年齢が重視される傾向にあります。
そのため、多くの日本人のMBAホルダーは日本にある外資系企業を就職先として選択します。 外資系企業であれば、欧米と同様にMBAは正当に評価され、 MBAでの経験や知識を日本企業よりも活かすことができます。
起業するのか、就職するのかというMBA取得後のキャリアは、本人が目指す目標や夢によって異なってきます。しかし、せっかく苦労してやっと手に入れた学位ですので、その経験や知識を無駄にすることのないように、 MBA留学前からMBA取得後はどのようなキャリアを目指すのか明確にしておくことが大切です。
■まとめ
MBA取得のキャリアは大きく分けて3つ。
〇元の会社に戻る。
〇起業する。
〇他社へ就職する。
起業は、 MBAでの経験と知識を最大限に生かす絶好のチャンス。責任は重大だが自分のしたいスタイルでビジネスを進めていくことができる。就職する場合、日本ではどうしてもMBA自体というよりは前職と年齢が重要視される。そのため、多くの日本人MBAホルダーは、外資系企業での就職を目指す。
MBA出願者減少をどう考えるべきか。
MBA出願者が減ってきている、と言う話を耳にすることがあります。
最近のいくつかの海外ビジネス雑誌の記事等によると、 MBA出願者が減少していきていることで、MBAの需要は以前に比べ緩やかになっているとも書かれています。
MBA出願者にとって、MBAはいまでもキャリア形成のための魅力ある投資先と言えるのでしょうか。
実は「MBA人気は下降している」と言うような記事は過去に何度か討論されている内容でもあります。
1985年、ウォールストリート・ジャーナルにおいて、「何人かの教育者によると、アメリカ国内にある約600のビジネススクールのうち、25%が閉校せざるをえなくなるだろう。」
1993年のニューヨーク・タイムズ紙のヘッドラインでは、「MBAの価値そのものが疑惑の渦中にある。ビジネススクールがピンチである。」
2005年のビジネスウィークでは「トップMBAプログラムへの出願者は、1998年に比べ30%ほど減少している。中堅MBAプログラムへの出願者においては50%以上の現象が見られる。」
2011年9月のウォールストリート・ジャーナルにおいて、フルタイムのMBAプログラムへの出願者は前年に比べ平均して9.9%減少している。この出願者減少の傾向は3年連続で続いている。」
このように過去20年以上にわたり、MBA出願者の減少を扱った記事が出ています。
なぜでしょうか。MBA出願者の減少は、投資先としての費用対効果に懸念があるからなのでしょうか。
■大学院ビジネス系修士号との比較
その前に、MBAだけではなく大学院の他のビジネス系修士号の出願者数の傾向を見てみましょう。
実は、アメリカにおいては修士号の学位数は増加傾向にあるのです。1970年にはアメリカの大学が提供する修士号の数は26,000学位であったのに対し、2009年にはなんと168,000学位にまで増加しています。
これらのビジネス系修士号は、主にMaster of Finance、Maser of Accounting、Master of Management、Master of Marketingなど、各ビジネスの専門分野に特化した学位に人気があるようです。
これらはMBAに比べ学費が安く社会人経験が不要のことから、若い学生たちを中心として、最近人気のある学位として出願者が増加しています。
その一方で、MBAはこれらのビジネス系修士号に比べ、会社全体を動かすためのGeneral managementとしての要素が多く含まれており、ファイナンス、アカウンティング、マーケティング、組織論、人材戦略、経営戦略など、会社を経営するあらゆるノウハウを広く追求しているのが特徴といえます。
■MBAの費用対効果はどうなのか
MBAの中でも特に人気があるのは、ファイナンシャル・コンセントレーション(MBAの中でも特にファイナンスに集中したカリキュラム)のようです。
アメリカのビジネス雑誌、フォーブス誌によれば、卒業後の就職活動状況において、MBAの学生はMBA以外のビジネス系修士号の学生に比べ、比較的短期間で転職に成功している調査結果が出ています。
またMBAの学生は、入学前に比べ年収が約50%アップしている傾向も報告されています。また、MBAホルダーは平均して3.5年で学費を回収しており、MBA以外の修士号学生に比べ、短い期間で回収できていることがわかっています。
その理由としては、他のビジネス経営修士号の学生に比べ、MBAをホルダーはビジネスのあらゆる状況においてマルチな能力を発揮している、そして会社側もそれを期待しているということに尽きるでしょう。
前述の通り、MBAで学ぶ内容は、ファイナンス、アカウンティング、マーケティングを始め、組織論、人材戦略、経営戦略会社を経営するために必要な知識をすべてカバーしています。それがMBAホルダーと他の一般学生との大きな違いです。
例えば、MBAホルダーは、自社の過去の成績を財務諸表から読み取り、そこから将来の売り上げにどうつなげるかなどの販売戦略、商品戦略を策定していくこととなります。
さらにそれらの販売戦略、商品戦略を実行するにあたって、プロジェクトを動かすヒト、つまり人材(人財)をどう配置するかという組織戦略や人事戦略までに深く突っ込んで取り組む訓練を受けているのです。
会社側としては、それら一連の戦略フローを策定、実行できるMBAホルダーを、高い給料を払うだけの価値のある人材してみているのです。
■MBAを取得するメリット
では、具体的にMBAを取得するメリットを見てみましょう。
キャリアの幅が広がる。
財務戦略、マーケティング戦略、経営戦略、人材戦略、などの一連の戦略を策定して実行する能力は、どこの業界のどの会社に行ったとしても必要な能力である事は間違いありません。
MBAを学ぶことによって、どの業界のどの会社でも通用するビジネス力を身につけることができるといえます。
論理的思考を身に付けることができる。
MBAを通じて、物事を論理的に考える思考能力を身につけることができます。
複雑な問題解決能力や取引先との交渉力なども論理的に考え、解決する方法を見出す力を身に付けることができます。
クラスメートとのネットワークの形成。
ビジネススクールで出会ったクラスメートとは、生涯にわたって強力なネットワークを形成することができます。
ビジネススクールに入学する学生たちは、野心に溢れ、起業家精神旺盛です。
そんな彼らがMBAを取得すると、各国の各業界で新しいキャリアをスタートさせることになります。年数が経つにつれて各業界での彼らのポジションが高まり、そんな彼らとのつながりは、世界レベルから見ても非常に強力なネットワークになるはずです。
■結論
結論として、MBA出願者の減少は費用対効果がないためではなく、MBAは社会が欲している人材を育成する学位であるといえます。
出願する側にとっても、費用対効果の観点からみてもすばらしい投資になる学位であるといえますし、MBAホルダーを雇う側にとっても、会社の成長に貢献してくれる素晴らしい人材を確保できる可能性が高いと言えるでしょう。
MBA留学で成功する人が知っている4つのコツ~メンターとは?
MBAで成功する人は、成功するコツを知っています。
「努力すれば成功する。」
「がむしゃらに取り組めば成功する。」
「夢をあきらめなければ成功する。」
「失敗は成功のもと。」
確かにそのような部分もあるでしょう。しかしながら、成功するためには努力や夢をあきらめないだけでは足りません。コツを知って、効率的に無駄なく取り組む必要があるのです。
MBA留学生活において、効率的に無駄なく取り組むためのコツのひとつとして、「自分一人の力ではMBAを取得できない。」と言う事をしっかりと認識することです。誰に頼ることもなく全てを自分一人でやってMBAを取得しようとすると、大抵は失敗します。人生のお手本となるような人を見つけることがMBAで成功するコツです。つまり「メンター」を見つけるということです。
■人生のメンターを見つけているか?
メンターとは恩師、先生と言う意味ですあの人のようになりたい、あの人のような生活がしたい、あの人はどのようなことを考えて行動しているのかを知りたい、などメンターは憧れの存在であると同時に、目標設定となる人物でもあると言えます。成功するには、そのような人物を見つけることがコツです。
◆なぜメンターを見つけることが重要なのか?
メンターを見つけることで、あなたのMBAの目標を設定することができます。目標がなければモチベーションを保つのが非常に難しいですし、弱い人間、誰しもモチベーションをMBA留学期間中の一年から二年間保つのは難しいものですよね。
またメンターを見つけることで成功する自分をイメージしやすくなります。
「自分がMBAを取得したらこの人のようになれるんだな。」
「自分がMBAを取得したら、この人のような生活をすることができるんだな。」
MBAを取得すると、自分自身が尊敬する人に大きく近づくことができるんだ、という夢が大きく膨らんできます。そんなことを毎日のように考えていると、その人が将来の自分に見えてくるようにまでなります,。
メンターは、あなたのMBA留学において目的地を示す地図のような役割を果たすと言えるでしょう。
■メンターの思考回路をコピーする。
〇〇さんなら、ケーススタディーでこう答えるだろう。
〇〇さんなら、この論文の課題にこう書くだろう
〇〇さんなら、このハードなMBAの課題にこうするだろう。
自分がメンターになりきったつもりでMBAに臨んでみましょう。
成功するコツの中では、このメンターの思考回路をコピーすることは一番大切なのです。MBAに限らず、人生では自分自身で判断できないことが今後も数多く出てくるはずです。
そんなときは、メンターならどうするのか考えて、その人がとるであろう行動を真似ることができるのです。このような思考回路を考える習性を持つと、それがいつか自分自身の思考回路となり、より自分自身を成長させることができるようになります。
■メンターを一人に絞る必要は無い。
あなたの憧れる人、尊敬する人は、決してひとりである必要はありません。二人でも三人でも構いません。または、実際には存在しない複数人のハイブリット人間でも良いです。
私のメンターは、実際に存在しないハイブリット人間です。元上司のTさんと取引先の社長Mさんの合体人間です。
これはどういうことでしょう?
人はそれぞれ長所と短所がありますよね?もちろん、私の尊敬する元上司のTさんにも取引先の社長Mさんにも長所と短所があります。TさんとMさんの長所は尊敬し、自分のそのような人間になりたいと感じます。一方で、尊敬する人とは言えその人の短所までは尊敬する人ことはできません。できれば直してほしい、と思っているところもあります。
そんなとき、TさんとMさんの長所を兼ね備えた、そしてTさんとMさんの短所を排除した実在しないハイブリット人間を自分のメンターとして目標にする、ということです。
Tさんには、Mさんにはない長所があり、またMさんにもTさんにはない長所があります。その逆もしかりです。
二人の良いところだけを持った人間を目標としているのです。
■メンターがずっと同じ人である必要は無い。
時代とともにあなたの考え方は変わり、目標とする存在も変わってくるはずです。
私が高校生の頃は、あるロックバンド歌手がメンターでした。当時の私はその人の影響を強く受け、将来はその人のようになりたい、考えていました。
そして私の現在のメンターは、前述のTさんとMさんのハイブリット人間であり、その他ビジネスで知り合った方々です。
考え方が変わったら、メンターも変えていきましょう。
夢を夢で終わらせない。
MBAは、世界各国のビジネススクールで提供されている大学院レベルの学位です。
マーケティング、経営戦略、アカウンティング、ファイナンス、人材戦略、組織戦略など、企業経営に必要なノウハウの短期間取得を目指す経営者養成所のようなところで、MBA学生はそのノウハウ取得に、人生で一番ハードな日々を過ごすことになります。
一見、ハードルが高く感じて尻込みをしてしまうかもしれません。
MBA取得を目指したころは私もそうでした。
それでも私には、「失敗してもいい。自分はMBAに挑戦するべきだ。」という強い信念がありました。
「MBAに挑戦してみたい。」そう思ったあなたは既に勝ち組へと大きく近づいています。
少なくとも「MBAなんて自分には無理だ。」と思っている人たちよりは、確実に夢に近づいています。